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オプション取引の基本とは?コールとプットについて

現物の株取引や先物取引では、「安く買ったものを、高く売る」か「高く売ったものを、安く買い戻す」という考えから、株価が上がるか下がるかを予想して、2種類(買い、売り)のどちらかのジションを取ることになります。しかし、日経225オプションでは、「コール(買う権利)の買い」と「コールの売り」、そして「プット(売る権利)の買い」と「プットの売り」の、合計4つのポジションがあります。

まず、オプションの種類である「コール(買う権利)」と「プット(売る権利)」の違いを説明します。コールオプションでは、対象となる原資産である日経平均株価(日経225)が上昇すれば、基本的にオプション価格(プレミアム)は上昇します。一方、プットオプションでは、日経平均株価が下落すれば、基本的にオプション価格(プレミアム)は上昇します。実際には、権利行使価格と現在のオプション価格の乖離や、権利行使期限までの残り時間などの要素によっても価格は変化しますが、ここではまず、単純に4つのポジションを理解してください。

2種類(コール、プット)の権利の、「売り」と「買い」は必ず対になっていて、買い手の数と売り手の数は常にイコールであり、買い手の支払ったオプション価格(プレミアム)と売り手が受け取るオプション価格(プレミアム)は常にイコールです。つまり「買い手と売り手はゼロサムの関係である」ということです。この点では他の相場商品(先物や現物株など)となんら変わらず、オプション価格(プレミアム)は、マーケットの論理である「需要と供給」で決まります。
「コールオプションの買い」は、一般の株式投資と同様、日経平均株価が将来上昇することを予想して仕掛ける戦略です。そして予想通り日経平均株価が上昇すると、コールのオプション価格(プレミアム)が上昇し、利益を得ることができるという仕組みです。

「プットオプションの買い」は、その原理において株式の空売りに似ており、日経平均株価が将来下落することを予想して仕掛ける戦略です。そして予想通り日経平均株価が下落すると、プットのオプション価格(プレミアム)が上昇し、利益を得ることができるという仕組みです。

一方、「オプション(プット、コール)を売る」戦略においては、たとえ利益になったとしても、その利益は限定的で、最初にオプションを売ったときに受け取るプレミアムが最大利益となります。各ポジションの利益と損失については、次の項目で詳しく説明いたします。

 

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