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オプション取引戦略とは?

オプション取引においては「戦略」というものが非常に重要になってきます。この戦略にも様々なものがありますが、ここでは基本となる「本質的価値」と「時間的価値」の概念について見てみましょう。

オプションの本質的価値は、権利行使価格と原資産価格との関係が、次の内のどのような状態にあるかで判断します。

●アウト・オブ・ザ・マネー:
原資産価格からコールオプションの権利行使価格を差し引いた額、または、プットオプションの権利行使価格から原資産価格を差し引いた額が、マイナスとなり、権利行使ができない状態のこと

●アット・ザ・マネー:
権利行使価格と原資産価格が同じ水準であること

●イン・ザ・マネー:
原資産価格からコールオプションの権利行使価格を差し引いた額、または、プットオプションの権利行使価格から原資産価格を差し引いた額が、プラス(ゼロより大きい)となり、権利行使が可能な状態のこと

つまり、最終的にそのオプションに本質的価値が残るか残らないかは、最終決済日にSQ値が権利行使価格を上回るか(プットの場合は下回るか)にかかっています。SQ値が決まったときに、アウト・オブ・ザ・マネーもしくはアット・ザ・マネーのオプションは本質的に価値がないので自動権利放棄となり、イン・ザ・マネーのオプションだけが権利行使されることになるからです。

本質的価値とは、要するに、権利行使した場合にいくらもらえるかということであり、すでに述べたように、アウト・オブ・ザ・マネーもしくはアット・ザ・マネーのオプションには本質的価値がありません。しかし、本質的価値がないからと言って、オプションの価値がないわけではなく、市場では、本質的価値がないオプションにも、価格(プレミアム)が付いて取引されています。これは、オプションには「時間的価値」があるためです。

そこで次に、時間的価値について説明します。

オプションプレミアムの価格決定には、残存日数という要素が大きく影響します。つまり、オプションの売買を行う時点からSQ(最終決済日)までに、何日の取引日が残っているかということです。

プレミアムの理論価格は、この残存日数が多いほど高く、残存日数が少なくなるほど安くなります。これを限月で考えれば、4月限より5月限、5月限より6月限の方が残存日数が多いのですから、実際の相場においても、最終決済日が遠い限月の方が、プレミアムが割高になる傾向があります。

オプション取引は「可能性の取引」でもあるので、その可能性が減少すればするほど、取引参加者の希望が薄れ(失望という形で現れ)、それがプレミアム(実際にオプションを売り買いする値段)の価格に影響を与えるのです。

このように残存日数の減少にしたがってプレミアムの価格が低下することを「タイム・ディケイ」(時間的価値の減少)と呼びます。

以上のように、オプション取引においては、「本質的価値」と「時間的価値」を踏まえた売買戦略が非常に重要となってきます。

【その他のルール】

●取引時間:前場9:00~11:00(半休日9:00~11:10)、後場12:30~15:10
●取引単位:日経平均株価指数(日経225)の1000倍
●呼値:


オプション価格(プレミアム)

呼値の単位

1円以上10円以下

1円

10円超1000円以下

5円

1000円超

10円

●値幅制限:


基準値段

制限値幅

20000円未満

上下 1000円

20000円以上30000円未満

上下 1500円

30000円以上40000円未満

上下 2000円

40000円以上

上下 2500円

 

 

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